|
探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーの最新画像で
「人面」の地形に決着
 |
 |
| 1976年の画像 |
2001年の画像 |
左は1976年に探査機バイキング1号が撮影した画像、右は探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが2001年4月5日に撮影した同じ地形の画像である。いずれも、火星の北緯40度、西経6度の地域に位置するシドニア地区で発見されたメンサと呼ばれる上部がテーブル状の地形で、バイキング一号が、姉妹機バイキング2号の着陸地点を探査中に偶然発見した。
画像が公開されると、古代エジプトの王ファラオに似ているとか、人為的な工夫を施された構造物であるとか、あるいは火星のミステリーを示すものだとか、この「人面」をめぐって様々な憶測がなされ、ハリウッドが映画化を検討するなど異常な興奮を与えたため、NASAが話題の沈静化に務めたほどである。
1998年4月5日、探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されたカメラ(MOC)は既に同じ地形を撮影した。この時公開された画像では、「人面」は太陽光の入射角によりたまたまそう見えてだけに過ぎないとの見解がなされたが、未だ納得しない人達も一部にはあった。しかし、探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した今回の画像により、何の変哲もない地形であることが実証されることになった。
http://planetary.org/
|