音声にリアルタイムで対応する着用型コンピュータ


NASAが開発したWARP WARPをテストする
開発担当のアン・デボローさん

 
 国際宇宙ステーションなど宇宙空間の作業では、ラップトップ型コンピュータの利用が主流となっている。このほどNASAは、携帯や取り扱いの簡便性さらに利便性において、ラップトップ型コンピュータをはるかに凌ぐ、音声に対応する着用型コンピュータを開発した。

 このコンピュータは、ワープ(WARP:Wearable Augmented Reality Prototype)と呼ばれ、人間の声、ビデオや映画の音声さらに人工音にもリアルタイムで対応し、より軽く取り扱いもより簡単とのこと。ヘッドギアのように頭部に取付けるだけでよいため、利用者は今までのようにキーボードを操作する煩わしさから解放され、作業の効率も一段と向上するとのことである。

 WARPを開発したのは、無人探査の開発と運用を担当するNASAのジェット推進研究所(JPL)である。現在NASAの宇宙飛行士を実験台にして、その実用化に向けてテストを続けている。本来は、宇宙ステーションやスペースシャトルにおける作業効率の向上を目的に開発されたが、将来的には航空、通信、一般ビジネスおよび教育などにおいても幅広く利用されることが期待されている。


http://www.jpl.nasa.gov/

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