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北海の海底に太古の衝突クレーター
ロンドンから320キロメートル余り北西沖の海底に、6000〜6500万年前の天体の衝突により形成されたクレーターが発見された。シルバーピット(Silverpit)という漁場の名前が付けられたこのクレーターは、
北海の海底天然ガスの探査をしていたブリティッシュ・ペトローリアムの人工地震調査により得られたデータを分析した結果明らかになった。
クレーターの直径は約20キロメートル、おわん型にえぐられた底面には、 中央から半径約10キロメートルの以内に、 天体(おそらく小惑星)の衝突により形成された少なくとも10個の同心円状の山があることが分った。
また、このクレーターの底面にある岩石の密度などから、衝突天体の大きさは120から500メートルの間であろうと推定されている。
衝突が起った当時のイギリス諸島の大部分は、海面から約50メートル下にあった。 現在のスコットランド高地は、この衝突によるエネルギーで発生した大津波により削り取られた半島の土砂が高地に運ばれて堆積して形成された。シルバーピットは、イギリスで最初の衝突クレーターである可能性が高いとのことである。
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