太陽系の果てに迫るボイジャー1号

打ち上げ以来26年間飛び続けているボイジャー1号(想像画)

提供: NASA/JPL

ボイジャー1号とボイジャー2号の飛行方向
(想像画)

提供: NASA/JPL

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NASAは5日、ボイジャー1号が末端衝撃波面(Termination Shock)を通過しつつあると発表した。太陽風(太陽コロナから噴出する高速の荷電粒子の流れ)の速度が、それまでの時速112万キロから16万キロ以下に極端に落ちたことと、太陽系外の星間物質(ガス)が検知されたことで分かった。末端衝撃波面とは、太陽風が太陽系外の星間物質(ガス)とぶつかる領域のことである(画面参照)。

打ち上げから26年、ボイジャー1号は現在太陽から135億キロ離れた領域を飛び続けてけいる。 末端衝撃波面を突破すると、 太陽系外の星間ガスの勢いが増すへリオシース(Heliosheath)を14〜15年かけて通り抜け、今から約20年後には太陽風の影響力が尽きる太陽系と他の星間領域との境界であるへリオポーズ(Heliopause)、即ち、太陽系の果てに達する。太陽風の影響力が及ぶ範囲は太陽圏(Heliospher)と呼ばれ、太陽を中心に最大半径100AU(約150億キロ)まで広がっていると考えられている。

1977年9月5日に打ち上げられたボイジャー1号は、 1979年9月に木星に接近した後、1980年11月に土星に接近した。それ以後は、黄道面を離れ恒星間空間への進路をたどった。ボイジャー1号は、地球から最も遠い領域に到達した最初の人工物体(探査機)になった。

一方、1977年8月25日打ち上げられたボイジャー2号も、末端衝撃波面に接近しつつある。1979年7月に木星に接近した後、1981年8月には土星に接近した。その後、1986年1月に天王星そして1989年8月には海王星に接近した。

ボイジャーミッションの詳細は、 http://www.planetary.or.jp/know_voyager.htmlを参照して下さい。  
 

http://www.jpl.nasa.gov

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