ホイヘンス、クリスマスイヴに3週間の一人旅へ

タイタンの大気を降下するホイヘンス(左と中央の画像)とタイタンの地表に着陸したホイヘンス (想像画)

提供:NASA/JPL

 

ホイヘンス・プローブは24日、探査機カッシニから切り離され、タイタンの上層大気に到着するまでの3週間にわたるクルーズを開始する。ホイヘンスは来月14日、主に窒素でできたオレンジ色の上層大気へ突入する。耐熱シールドで保護されたホイヘンスは、大気との摩擦で火の玉となって大気圏を通過した後、パラシュートを展開して大気中を降下し、2〜2時間50分後にタイタンの表面に到着する。  

タイタンの大気には、窒素のほか生命の原材料となるメタンなどの炭化水素が含まれているため、生命誕生の化学的過程を示す痕跡が発見されるかも知れない。また、ホイヘンスがタイタンに着陸すれば、エタンの海があると考えられている表面の様子や地表の構成物質など、タイタンにまつわる様々な謎が解明されるかも知れない。  

ホイヘンスは、欧州宇宙機関(ESA)が設計・製造した、タイタンの大気や表面の精査に特化した小型探査機である。この探査機には、大気の構造や化学特性、表面の環境や地表物質の特性測定機を含む11の科学機器が搭載されている。
                                                      

                                                     http://www.jpl.nasa.gov

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