探査機カッシニ、ホイヘンスの放出に成功
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カッシニから放出されたホイヘンス(想像画)
提供:NASA/JPL
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放出の12時間後に撮影されたホイヘンス(画面上の白い斑点)
提供:NASA/JPL
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多くの多重リングクレーターが存在する
イアペトウスの暗い面
提供:NASA/JPL
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先月24日(米太平洋標準時間)、探査機カッシニはほぼ7年間共に旅を続けたホイヘンス・プローブを放出した。24日午後7時24分(日本時間24日午前11時24分)、米国カリフォルニア州ゴールドストーン及びスペインのマドリッドにあるNASAの深宇宙追跡局が、ホイヘンスからの信号の受信に成功した。
ホイヘンスは今月14日、衛星タイタンの上層大気に到達し、厚いオレンジ色の大気に突入し約2時間30分かけてタイタンの表面に到着する。降下中のホイヘンスは、大気の構造や化学組成を観測する。主成分の窒素のほかに生命の材料となるメタンなどの炭化水素が含まれているタイタンの大気は、原始地球時代によく似ていると考えられている。ホイヘンスの観測により、生命誕生にいたる化学過程の痕跡が発見されるかも知れない。
到着したホイヘンスは、カッシニの2回のフライバイでは明らかにされなかったタイタンの表面を調べる。果たしてエタンの海が存在するのか、地質的に新しいと推測されているタイタンの表面の様子がどのようなものか、長年の謎が解明されるかも知れない。
ホイヘンスによる観測およびデータの分析は、このプローブを設計・製造した欧州宇宙機関(ESA)が担当する。ホイヘンスが観測したデータは、カッシニ経由で地球に送られる。
一方、ホイヘンスを放出したカッシニは先月29日、推進エンジンに点火して軌道修正を行なった後、31日から元旦にかけて明るい地表と暗い地表で二分された衛星イアペトウスの上空11万7000キロメートルを接近通過し観測した。
http://www.jpl.nasa.gov
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