衛星エンケラドウスのクローズアップ

南半球の幅約300キロメートルのクローズアップ

提供:NASA/JPL/Space Science Institute

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筋状模様の拡大画像

提供:NASA/JPL/Space Science Institute

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エンケラドウスの全体画像

提供:NASA/JPL/Space Science Institute

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地表を覆う裂け目、断層、起伏、トラフやクレーター。無数の筋状模様で覆われた衛星エンケラドウス(直径505キロメートル)の地表を高分解能で撮影した画像が公表された。最初の画像は、探査機が今月16日、高度約26000キロメートルから17400キロメートルを接近通過したとき、エンケラドウスの南半球の幅約300キロメートルの地域を撮影したこれまでで最も詳細な画像である。  

エンケラドウスの表面は約25年前、探査機ボイジャーが初めて観測した。しかし、搭載カメラの分解能の低さから、エンケラドウスは、全域を無数の筋状模様で覆われた「滑らかな表面」の天体として認識されたに過ぎなかった。10倍の分解能で撮影された今回の画像は、エンケラドウスの形成、地質及び地殻活動を含めた進化の過程などを解明する手掛かりになると期待されている。  

画面の中央上から下に向かっている筋状模様は、複雑に入り組んだ無数の裂け目でできた広い地域である。この地域は、画面右上から左側の明らかに地形の特長が異なる古い地形からなる地域に向かって走る、幅5キロメートルの巨大な断層により切断されている。右側の白線で囲まれた地域は、高速で通り過ぎたカッシニがやや異なるアングルから撮影した画像である。  

次は今月17日、カッシニが上空約2万1000キロメートルを通過中に撮影した、エンケラドウスの赤道に近い北半球の幅12キロメートルの筋状模様を拡大した画像で、この衛星の複雑でダイナミックな地質活動の過程を示している。

画面左上から斜めに走る線状の構造は、幅1キロメートル以上の比較的新しいクレバスである。北(画面上)から南に下っているのは、古い断層からなる幅12キロメートルの地域である。この地域の中央を貫く尾根のような地域には、幅125メートル〜750メートルの一連の暗い斑点のような地形があるが、その組成や起源の解明はこれからの分析を待つことになる。
                                                      

                                                     http://www.jpl.nasa.gov

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