最大カイパーベルト天体は冥王星より大きかった!

ゼナと衛星ガブリエル(やや左上)、ぼんやりと輝いているのは太陽(想像画)

提供:NASA/ESA/

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巨大カイパーベルト天体と冥王星の比較 

提供:NASA/ESA/

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4月11日、10番目の惑星として国際天文学連合に正式に申請された史上最大のカイパーベルト天体(2003UB313)の大きさが明らかになった。このカイパーベルトと天体にはゼナ(Xena)の愛称がつけられている。このカイパーベルト天体は2003年10月、カリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン博士を中心とするチームにより発見された。

同チームは昨年12月9日と10日、ハッブル宇宙望遠鏡の可視光カメラでゼナと冥王星を観測した。その結果、ゼナの直径は2384キロメートル、冥王星は2275キロメートルであることが分かった。2004年1月の追観測では、ゼナは冥王星より約30%大きいと予測された。同年8月に観測したボン大学チームは、ゼナの直径を2895〜3094キロメートルと予測した。

ゼナは現在、太陽から最も遠い軌道(遠日点)を回っている。公転周期は約560年(冥王星は248年)、太陽からの平均距離は約100億キロメートル(冥王星の場合は約59億キロメートル)である。1936年にクライド・トンボーが冥王星を発見して以来、ゼナは太陽系最大の天体である。

外部太陽系では、ゼナは土星の衛星エンケラドウスの次に最も明るい天体である。これは、ゼナの表面にある凍ったメタンが原因で、ゼナが太陽に近かった時期にはメタンの大気が存在したが、太陽から遠く離れるに従いメタンが凍結して地表に堆積したのであろうと考えられている。もう一つの可能性は、高温のゼナの内部から放出されるメタンガスが、冷たい地表に達するとたちどころに凍結したのだろうと考えられている

 

http://www.nasa.gov

                                                          

 

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