ホット・ジュピターの表面温度
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観測されたHD189733b
提供:NASA/JPL-Caltech/Harvard-Smithsonian CfA
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米国の二つの研究チームがスピッツアー宇宙望遠鏡(赤外線)を使い、二つのホット・ジュピター(非常に高温で巨大な太陽系外ガス状惑星)の表面温度の観測に成功した。赤外線望遠鏡は、可視光望遠鏡では困難な系外惑星の大気や形状の観測が出来る。これまで発見された220個以上の系外惑星のうち、約50個はホット・ジュピターである。
ハーバード・スミソニアン天体物理学研究所のデービッド・シャルボンノー博士を中心とするチームは、地球から60光年離れたこぎつね座に位置する恒星の周囲を2.2日で公転するHD189733bを観測した。このホット・ジュピターの表面温度は、650℃(夜の面)から930℃(昼の面)であることが分かった。また、HD189733bの表面を最高時速9600kmに達する風が吹いていることが分かった。ちなみに、地球のジェット気流の速さは時速322kmである。
一方、ジョセフ・ハリントン博士が主導するセントラル・フロリダ大学のチームは、地球から279光年離れたヘルクレス座に位置する恒星の周囲を2.9日で回るHD149026bを観測した。このホット・ジュピターの表面温度(昼間の面)は2038℃に達する。おそらく夜の面ははるかに低いと考えられる。大きさが土星並みのHD149026bは、最も高温で最も暗い系外惑星であろうと推定されている。今回の観測で系外惑星の表面の様子が初めてとらえられた。
http://www.jpl.nasa.gov
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