衛星エンセラダスの割れ目周囲の最高の画像

8月11日のフライバイで得られた割れ目と
その周囲の画像

画像提供:NASA/JPL

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探査機カッシニは8月11日、衛星エンセラダスのフライバイで、この氷衛星の南極にある「虎の縞」と呼ばれる割れ目の内部とその周囲をこれまでで最も詳細に観測した。赤外線、可視光線及び紫外線カメラで撮像した画像から、割れ目の内部は深さ約300mのV字型の内壁構造になっていることが分かった。また、いくつかの割れ目の周囲には細かい物質が広範囲に堆積しており、その表面には数10mから家屋の大きさまでの水の氷の塊が散在していることが分かった。

現在ミッションの科学者は、今回のフライバイで得られた画像やその他の科学機器で得られたデータをもとに、上空1500kmまで噴き上げるプリューム(液体の水の氷や水蒸気などのジェット)の噴出スポットやプリュームが割れ目周囲の表面に及ぼす影響について分析中である。

今回のフライバイでは、カッシニは時速6万4000kmという高速でエンセラダスを接近通過するため、割れ目やその周囲の超鮮明な画像を得るために、スキート・シューティング(skeet shooting)と呼ばれる複雑な撮像技術が用いられた。

 

http://www.jpl.nasa.gov/

                                                          

 

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