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ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙


2003年7月の画像 

天空の花火
大マゼラン雲で起った超新星爆発の残骸LMCN49

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 地球から約16万光年離れた南天の大マゼラン雲は、天の川銀河の伴銀河である。数千年前、この銀河で起った巨星の大爆発(超新星爆発)で飛び散った残骸(ガスや塵)が、カラフルなフィラメント(筋状模様)を形成し天空の花火のように美しく輝いている。筋状模様は、N49を高速で通り抜けるX線のバースト(衝撃波)を浴びて輝いている。 N49の幅は231光年。最終的には、美しい構造体は新しい星の原材料となる。

 質量が我々の太陽の約10倍ある巨星が爆発すると、中性子星(パルサーとも呼ばれる直径10km程度の天体)が形成される。魅惑的なN49の表面とは裏腹に、その内部には8秒で1回転する超高速の中性子星が宿っている。

 1998年11月14日及び1999年7月14日にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像データを合成したもの。