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ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙


2003年11月の画像 

銀河NGC4214   きらびやかな星の誕生領域

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地球から1300万光年離れたりょうけん(猟犬)座に位置する銀河NGC4214は、新たに誕生した明るく高温の星々が集った幾つもの星団により、まるで銀河全体が電飾で飾り付けられたをようにきらびやかに輝いている。

画面右側の領域で明るく燃え上がるように見える5つの塊が、最も若い星々からなる星団である。 これ等の若い星々は非常に高温で、表面温度は1万〜5万度Cに達する。 また、強力な紫外線のほかに、秒速数1000キロの恒星風を噴き出すするため、周囲のガスは激しく泡立っている。

最も壮観なのが、画面中央に見える2つの大きな星団である。 2つの星団には、我々の太陽の1万倍以上の明るさで輝く数100個の青白い巨星が存在する。巨星から噴き出す恒星風と風圧のため、ガスの泡は大きなハート型に膨張している。 ガスの泡は、星々の進化に伴ってさらに膨張し、巨星が一生を終える超新星爆発を起こすまで膨張し続ける。

この銀河の至るところに、新しい星の数をはるかに上回る古い星が分布している。このように、この銀河では星の誕生から死に至るまでの数10億年に及ぶ星の輪廻が繰返されている。

この画像は、1997年7月22日に撮影された。