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ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙


2004年6月の画像 

三裂星雲の中心領域

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 地球から約9000光年離れた、いて座の方向にある三裂星雲(M20またはNGC6514とも呼ばれる)は、よく知られた天の川銀河の星の誕生領域である。三裂星雲は、暗黒の星間ガスとダストでできた三つの帯に遮られ、ちょうど三分割されたように見えることからこの名前をつけられた。

画面は、三つの黒い帯が交差するこの星雲の中心領域をクローズアップした新しい画像である。領域の中心部では、最近誕生した青白色の最も明るく表面温度が最も高い(2万8000〜5万K)巨星のグループ(星団)が輝いている。これ等の新しい星たちが放射する光により、星雲と黒い帯との間に明るい縁(画面中央右)が形成されている。また別の暗黒帯の先端(明るい星団の左上)には、微かに青味を帯びた複雑なフィラメント構造が形成されている。遠からず、新しい星たちが誕生する。構造の青色は、ここから宇宙空間に放出される酸素ガスの輝きである。 画面は、2001年と2002年の夏に撮影された画像を合成して作成された。