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ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙


2006年4月の画像

ボーク・グロビュール

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明るいオレンジ色の星雲を背景に浮かび上がっている黒い雲状の物体は、ボーク・グロビュールと呼ばれる濃密なダストとガスの領域である。地球から約9500光年離れたカシオペア座にある星雲NGC281に位置している。グロビュールは、星形成過程の初期の段階を示すと考えられている。1940年代に、この天体の存在を提唱した米国の天文学者バート・ボークにちなんで命名された。

大きさが数百光年の分子雲が摂動を起こすと、局所的にダストとガスが密集した小さなポケットが出来る。こうしたポケットは、それぞれの重力で結合し合い、周囲のダストとガスを取り込んで成長する。こうして形成されたポケットの集合体が十分な質量に達すると、その中心部に星を生み出すグロビュールが形成される。しかし、グロビュールの全てに星形成領域が出来るわけではない。この画像は、2005年10月31日に撮影された。