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ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙


2006年12月の画像

大マゼラン星雲の星形成領域LH95

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LH95は、地球から約16万光年離れた大マゼラン星雲に数百もある星形成領域の一つである。以前の地上の観測では青色の、明るい質量の大きい巨星しか観測できない領域であったが、ハッブル宇宙望遠鏡の登場により、低質量の星の質量や年令の観測が可能になった。

この画像は、低質量の新しい星たちが誕生した領域を示している。大マゼラン星雲は、天の川銀河に比べると水素より重い元素の量が少ないため、銀河系とは異なる銀河における星の誕生に関する格好の研究対象となっている。

大マゼラン星雲にある最大の星は、質量が我々の太陽の少なくとも3倍あり、強力な恒星風と高レベルの紫外線を放出して周囲の星間ガスを熱している。強力な恒星風に抗して残った星形成領域は、濃いダストのフィラメント(線状構造)で、背後の巨星が放つ青い光を吸収してやや赤味を帯びて見える。大マゼラン星雲は、小マゼラン星雲とともに、天の川銀河のお伴の銀河である。この画像は、2006年3月に撮影された。