|
二つの銀河が、優雅にダンスしているような光景である。実は、多くの星を抱える二つの銀河が、重力の相互作用で接近しつつある状態をとらえた画像である。この銀河のペアは、NGC3808(右)とこの銀河の伴銀河であるNGC380Aから成っていて、双方をまとめてアープ87(Arp87)と呼ばれている。
アープ87は、地球から約3億光年離れたしし座に位置している。正面からとらえられたNGC3808(渦巻銀河)の場合は、明るい星生成の領域と幾つかのちりのアームがはっきり見える。また、この銀河から星、ガス、チリが流出し、真横からとらえられたNGC3808A(渦巻銀河)を包むアームを形成しているのが分かる。
Tidal Materialと呼ばれる流出する星やガスやダストで結ばれた二つの銀河は、お互いの重力の作用の影響で形がゆがめられている。このタイプの銀河では、しばしば星の生成率が高まるとのことである。この画像は、2007年2月に撮影された。
|