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ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙


2008年10月の画像 

星生成領域、NGC3324

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この画像は、星生成領域NGC3324の縁を示している。この領域は、南天の巨大なカリーナ星雲(NGC3372)の北西の隅に位置している。カリーナ星雲は、地球から約7200光年離れたカリーナ座に位置している。

NGC3324は、カリーナ星雲内の高温の極めて質量の大きい若い巨星が放射する強力な紫外線と恒星風により生じた領域である。この画像に見られる柱のように突き出た構造は、こうした紫外線や恒星風に抗して存続している冷たいガスと暗いダストの集合体である。高さは数億光年に達する。しかし、強力な恒星が放出する紫外線と恒星風は、次第にガスとダストの集合体を浸食するためいずれは消え去り、輝く星の赤ちゃんがお目見えすることになる。この画像は、2006年3月と2008年7月に撮影された画像を合成したものである。

星生成領域NGC3324は、1998年10月に始まったThe Hubble Heritage Project10周年を記念して特に選ばれた。このプロジェクトでは、これまでに約130枚の宇宙の神秘と驚異的な美しさを示す画像が紹介されている。