COSMOS


コスモス梗概

第9話 星の誕生と死

 宇宙の99%は二つの単純な元素、水素とヘリウムから成っている。星はこの二つの元素の核融合から生まれるが、実にさまざまな段階、さまざまな形態をたどる。

 ある星は、一定のリズムで電波を放つ宇宙の燈台のような“パルサー”に。またある星は、驚くべき重力のために、あらゆるものを引力で呑み込み、光さえ外へ出られないという“ブラックホール”に。なかでも興味深いのは“超新星”。大きな星はその一生の最後に近づくと、太陽の一億倍以上に明るく輝き、大爆発を起こす。1054年、カニ座星雲から生まれた超新星は中国人とアメリカ原住民によって記録されている。しかし3ヶ月にわたって、満月のように明るく光り輝いていたにもかかわらず、ヨーロッパではまったく記録が残っていない。これは何故か?

 
第10話 未来への手紙

 知的生物とは何か・それはどのようにして進化してきたのか―――?何億年も前、私たちの祖先は魚であった。それが両棲類になり、ハチュウ類になり、哺乳類になり、霊長類になった。しかし今日まで生き残った生物の種類はわずか0.1%に過ぎない。

 進化の大きな原動力になったのは、遺伝子と頭脳の働きによる知識の発達である。人間の遺伝子は1000冊の本に、頭脳は約20万冊の本に匹敵する情報を貯蔵している。こうした知性のメカニズムによって、人類は生きのびてきた。そして今、私たちは未来に向かって新しい進化の第一歩―――地球外知的生物との交信―――に踏み出そうとしている。太陽系の外へと突き進んでいるボイジャーに託された2枚の金のレコード。そこには、未知の文明にあてた地球人のメッセージと地球の言葉や音楽や写真が記されている。


第11話 未来への手紙

 知的生物とは何か。それはどのように新化してきたのか―――?何億年も前、私達の祖先は魚であった。それが両棲類になり、爬虫類になり、哺乳類になり、霊長類になった。しかし今日まで生き残った生物の種類はわずか0.1%にすぎない。

 進化の大きな原動力になったのは、遺伝子と頭脳の働きによる知識の発達である。人間の遺伝子は1000冊の本に、頭脳は約20万冊の本に匹敵する情報を貯蔵している。こうした知性のメカニズムによって、人類は生き延びてきた。そして今、私達は未来に向かって新しい進化の第一歩―――地球外知的生物との交信―――を踏み出そうとしている。太陽系の外へと突き進んでいるボイジャーに托された2枚の金のレコード。そこには、未知の文明にあてた地球人のメッセージと地球の言葉や音楽や写真が記されている。


第12話 宇宙人のメッセージ

 この銀河系宇宙には1兆以上の星がある。そのうち生命が存在すると思われる星は約1億。高度な文明社会が存在すると思われる星は数100万・・・。第12話でせーガン博士は、ある数式を用いてこうした興味ある数字をはじき出してみせる。では、未知の文明との“最初の接触”はどんなかたちになるだろうか?

 プエルトリコのアレシボ天文台にあるラジオ望遠鏡は、1万5000光年離れた惑星と電波による交信が可能である。つまり星間の最初のコミュニケーションは、このラジオ電波による受信というケースだ。ではこの“電波によるロゼッタストーン”はどのようにして解読するか。ここで、元素のスペクトルや、光の速度や、原子の量子力学といった宇宙世界共通の物理上の法則が、私たちと異星人との共通の言語になるという理論が展開される。