彗 星    




 彗星は太陽や惑星などが形成された後に残った物質でできていると考えられています。彗星も惑星と同じように太陽のまわりをまわっていますが、その軌道ははるかに大きく、遠ざかるときは太陽系の「はて」を通り過ぎてしまいます。約1000億個の彗星が、太陽のまわりをまわっていると考えられています。

 彗星は、汚れた氷やちりやガスからできています。彗星が太陽に近づくと、氷の一部が溶け始めます。氷がとけて出てきたガスは、彗星の表面から蒸発しますが、その時にちりの一部も流れ出します。これが彗星の尾を作ります。彗星の尾の長さは数100万キロメートルにもなりますが、その尾に含まれる物質の量は、ぎゅうぎゅうつめこめば大きなランドセルに入ってしまうくらいです。 彗星は太陽に近づくたびに、その一部が溶けて、少しずつやせていきます。

 彗星は、それ自身では光を出しません。光っているように見えるのは、太陽光を反射するからです。太陽の光が鏡に反射するのと同じように、彗星の氷の粒子に当ってはね返るのです。

 肉眼で見えるほど地球に接近する彗星もあります。例えば、ハレー彗星は76年ごとに地球から見ることができます。



< 問 題 >

彗星は自分から光を発しないのに、どうして見ることができるのでしょう?



知っていますか?



アフリカのザイールのツイ族は、彗星を「髪の毛星」と呼んでいます。




宇宙用語集

< 答 え >


彗星が太陽の光を反射するからです。


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