銀 河    



うずまき銀河M*100

*Mとは、メシエ・カタログのことで、フランスの天文学者シャルル・メシエの名前の頭文字をとったものです。メシエ・カタログは1774年に編集され、103個の明るい銀河、星団、星雲がおさめられています。20世紀に入り、新たに7個が追加されました。

 1光年は9兆5000億キロメートルで、光が1年間に進む距離です。銀河の直径は、数千光年から百万光年です。

 銀河は重力によってまとめられている、星、塵、ガスの集団です。銀河は宇宙空間に散らばっていて、大きさはさまざまです。銀河は単独で存在するか、いくつも集って銀河団を形成しています。この銀河団が集まって更に大きな集団になったのが、超銀河団です。

 銀河はその形によって分類されます。特定の形を持たないのが不規則銀河で、若い星や塵やガスで一杯です。うずまき銀河は円盤の形をしています。この円盤が回転すると、外側にらせん状の腕が伸びていくので、回転花火のように見えます。うずまき銀河には、ガスとチリの雲といっしょに誕生してから40〜50億年の星が存在することがよくあります。さらに、楕円銀河があります。この銀河は古い星が多く、ガスやチリはほんのわずかしか存在しません。楕円銀河の形は、丸い球体に近いものから細長い球形のものまであります。

 いろいろな銀河のドップラー偏移を調べた結果、 全ての銀河はお互いに遠ざかりつつあることがわかりました。地球から最も遠い銀河は、地球から最も速い速度で遠ざかっているように見えます。

 スターバースト銀河*は、非常に高い星の「出生率」を持っています。ハッブル宇宙望遠鏡の解像度は高いので、星が密集した星団、小さな濃いガスの粒子が集まったダストレーン(塵の帯)やスターバースト銀河の中心で輝くフィラメント(すじ状の光)まで観測することができます。

*スターバースト銀河(星が爆発的に誕生する銀河の意味)は、非常に強力な赤外線を放射しているので、赤外線銀河とも呼ばれます。



< 問 題 >

銀河が、お互いに遠ざかりつつあるという根拠はなんでしょう?



知っていますか?



天の川銀河に一番近いうずまき銀河は、アンドロメダ銀河です。アンドロメダ銀河は200万光年以上離れています。その中心のふくらみとらせん形の腕は、地球に対して15°傾いています。
アンドロメダ銀河




宇宙用語集

< 答 え >


遠く離れた銀河の観測で、銀河のスペクトルが赤色に移行するドップラー偏移(赤方偏移)が発見され、銀河が地球から遠ざかっていることがわかりました。


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