クェーサー    



クェーサー

 クェーサーは、これまでに発見された天体の中で最も遠くにあると考えられています。ものすごい量のエネルギーを放出していて、太陽の1兆倍も明るく、100個の銀河が集まって出す以上のエネルギーを放出しています。

 クェーサーは、銀河の中心にある巨大なブラックホールからそのエネルギーを得ていると考えられています。クェーサーは、同じ銀河の中に存在する全ての星の光をかき消してしまうほど明るいのです。

 しかし、地球から非常に遠いため、 肉眼で見えるクェーサーはひとつもありません。クェーサーのエネルギーが、地球の大気に到達するには数十億年かかります。このことから、クェーサーを調べることで、宇宙の初期の段階について情報を得ることができます。 

 クェーサー(quasar)とは、準恒星状天体のことです。1963年、電波を放出し、高い赤方偏移を示す星のように見える天体が発見された時、この名前がつけられました。現在では、ほとんどのクェーサーはかすかに電波を発しているだけだということが分かっていますが、この名前がそのまま使われています。

 クェーサーは電波や可視光線のほかに、紫外線、赤外線、X線、ガンマ線も発しています。ほとんどのクェーサーは太陽系より大きく、ひとつのクェーサーの広がりはおよそ1キロパーセクです。パーセクとは天文学で使われる距離の単位で、1パーセクは3.2616光年です。1光年は約9兆5000億キロメートルです。



< 問 題 >

クェーサーの平均的な大きさはどの位ですか?



知っていますか?



クェーサーは1秒間で、地球がこれから先10億年間に必要なエネルギーを放出しています。




宇宙用語集

< 答 え >


クェーサーの大きさは、約1キロパーセクです。


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