土 星    
リングのある惑星


 土星は、太陽系の中で最も密度が低い惑星です。水の中に入れたとしたら、浮いてしまうほど密度が低いのです。

 土星は、水素とヘリウムでできた大気を持つガス状の巨大な惑星です。高速で自転しているので、木星と同じように両極の部分が平らになり、赤道部分がふくらんでいます。大気中の風の速度は、 時速1800キロメートルにもなります。天文学者は、 嵐または雲と思われる大きな白斑を見つけました。木星と同じように、 太陽から吸収する熱量の2倍もの熱を放出しているので、その内部に自前の熱源を持っているようです。

 土星には、7つのリングから成る巨大なリング系があります。リングは、 水の氷とチリを含んでいるようです。リングの厚さは10〜100メートル、 明るさは様々です。リングとリングの間に隙間がある場合がありますが、これはリングとリングの間に衛星が存在するからです。また、リング同士が編み合わされたようになっている場合もあります。リングは土星から外へ向かって、D,C,B,A,F,G,Eリングの順に並んでいます。、

 リングは、破壊された天然衛星の粒子でできたと考えられています。リングの粒子のうち、土星に近いリングの粒子は、遠くのリングの粒子より速い速度で土星をまわっています。

 木星と同様、 土星のマントルの内部にある圧縮された水素が電流を生み、これが土星のまわりに強力な磁場を作っています。土星には、少なくとも60個の天然衛星があります。



< 問 題 >

土星の最も目立つ特徴はリング系です。リングは、 何でできているのでしょう?



土星について
太陽からの平均距離  14億2940万km
公転周期 29.46地球年
自転周期 10時間40分
赤道直径 12万520km
重力 地球の0.93倍
衛星 60個

土星の天然衛星
名前 直径 質量 土星からの距離
パン 20km   133,585km
アトラス 38×34×28km   137,666km
プロメテウス 148×100×68km 2.7×1017kg 139,377km
パンドラ 110×88×62km 2.2×1017kg 141,713km
エピメテウス 138×110×110km 5.6×1017kg 151,415km
ヤヌス 198×192×154km 2.01×1018kg 151,417km
ミマス 398km 3.80×1019kg 185,520km
エンケラドス 498km 8.40×1019kg 238,020km
テチス 1,060km 7.55×1020kg 294,660km
テレスト 30×26×16km   294,660km
カリプソ 30×16×16km   294,660km
ディオーネ 1,120km 1.05×1021kg 377,400km
ヘレーネ 32km   377,400km
レア 1,528km 2.49×1021kg 527,040km
タイタン 5,150km 1.35×1023kg 1,221,850km
ヒペリオン 370×280×226km 1.77×1019kg 1,481,100km
イアペトゥス 1,436km 1.88×1021kg 3,561,300km
フェーベ 220km 4.0×1018kg 12,952,000km

知っていますか?



土星の季節は、 それぞれ7地球年以上続きます。




宇宙用語集

< 答 え >


土星のリングは、氷とチリの粒子からなっています。 天文学者によれば、これらの物質は、 土星に接近しすぎた衛星が破壊されて出来たものだそうです。
土星のリング


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