 |
宇宙とは、存在する全ての物質とエネルギーを含む広大な空間の広がりのことを言います。銀河や恒星や惑星は、全て宇宙を構成する物体です。正確な大きさは分かりませんが、宇宙は今も広がり続けていると考えられています。宇宙の拡大は、130億年前に起こったビッグ・バンと呼ばれる激しい爆発の結果始まったと考えられています。
天体が発する電磁波のスペクトルを見ると、その天体が地球から遠ざかっているのか、それとも近づいているのかがわかります。地球から見ると、クエーサーのような遠くの天体のスペクトルは、赤色へ移っていきます。このようなスペクトルの移る現象を、ドップラー偏移と呼びます。赤色へ偏移(赤色偏移)している時は、天体が発する光線の波長は長いのです。例えば、ある天体が地球から遠ざかっている時、この天体が放射している光線の波長は長く見えます。逆に、地球に近づいている時は短く見えます。ということは、天体のスペクトルは青色へ偏移(青色偏移)していることになります。スペクトル偏移の量は、その天体が動いている速度によってきまります。遠方の銀河は全て、とてつもない赤色偏移を示します。こうした偏移のデータに基づいて、宇宙は今も拡大し続けていると考えられています。 |