天王星    
海王星と双子の惑星


 天王星は、 自転軸が98°も傾いている変わった惑星です。地球から見ると、横向きに自転しているように見えます。時々、 天王星の一方の極が地球の真正面を向きます。

 大気は水素、ヘリウム、メタンから成っています。上層大気の温度は非常に低いので、メタンが凝縮し、薄い雲の層を形成しています。天王星が青緑色に見えるのはこのためです。 天王星の風は主に東へ吹き、時速600キロメートルに達することがあります。これは、高速で回転する天王星が大気中の風に影響を及ぼすためです。

 天王星は、非常に強力な磁場を持っています。1977年、探査機ボイジャー2号による観測で、様々な大きさの粒子から成る11個の暗いリングの存在が明らかになりました。リングとリングの間には衛星が存在し、このため隙間ができています。

 天王星には、 27個の天然衛星があります。2001年10月、地上の観測で21番目と考えられる衛星が発見されました。これ等の衛星のうちの10個は、1986年に探査機ボイジャー2号により発見されました。




< 問 題 >
時折、天王星の極が地球から真正面に見えるのはなぜでしょう?



天王星について
太陽からの平均距離  28億7500万km
公転周期 84地球年
自転周期 17時間14分
赤道直径 5万1118km
重力 地球の0.89倍
衛星 29個

天王星の衛星
名前 直径 質量 天王星からの距離
コーデリア 26km   49,772km
オフェリア 30km   53,794km
ビアンカ 42km   59,173km
クレシダ 62km   61,777km
デスデモナ 54km   62,676km
ジュリエット 84km   64,350km
ポーシャ 108km   66,090km
ロザリンド 54km   69,943km
ベリンダ 66km   75,256km
パック 154km   86,006km
ミランダ 480×468×466km 6.3×1019kg 129,800km
アリエル 1,162×1,156×1,156km 1.27×1021kg 191,200km
ウンブリエル 1,170km 1.27×1021kg 266,000km
チタニア 1,578km 3.49×1021kg 435,800km
オベロン 1,522km 3.03×1021kg 582,600km
カリバン(97U1) ~40km   7,164,647km
シコラクス(97U2) ~80km   12,174,687km
S/1986 U 10 40km   75,256km

注)1997年に、新たに3個の衛星が発見されました。それぞれ、セテボス、ステファートとプロスペロと名前がつけられました。2001年に21個目と考えられる衛星が発見され、S/2001U1の仮の名前がつけられました。


知っていますか?



天王星は太陽から非常に遠いので、地球が太陽から受け取る光の量のわずか3%しか受けていません。




宇宙用語集

< 答 え >


地球から見ると天王星は横に傾いて見えるので、極を見つけることができます。左右に回転するかわりに、上下に回転するように見えるからです。


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