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大赤斑
木星の特徴的な現象で、南半球の赤道付近にある。東西2万4000km、南北1万3000kmのハリケーンに似た巨大な大気の渦で、地球が3個もすっぽり納まってしまう。この巨大な嵐のメカニズムは、圧力が非常に高いので、風が渦を巻いて上昇し、大気の上空にガスを送る。これが太陽光に反応して赤い色を出す。
大赤斑は時々薄れることがあるものの、17世紀に発見されて以来消えることなく続いているが、この渦の長寿の理由はまだわかっていない。木星の南極地域では雲が複雑に渦巻いており、しばしば一時的な巨大な嵐の「白斑」が生ずる。画像の大赤斑の下に、2つの白斑が見える。
大赤斑のクローズアップ
木星の自転速度
木星はほとんど直立して自転している。自転速度はどの惑星よりも速い。そのため、木星は赤道部分で外側に膨れた形になっている。
巨大な磁気圏
木星の金属水素は、高速で回転する木星の影響で磁場を作る。この磁場から発する磁力線により、木星の周りには繭の形をした巨大な磁気圏(地球の磁気圏の1200倍)が形成される。磁気圏は太陽風から高速で噴き出る荷電粒子を捉え、惑星探査機に障害となる放射線帯を作る。
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ホット・スポット
木星の赤道地域には、内部の放射熱の出口に当たるホットスポットと呼ばれる領域がある。画像は幅3万4000km、高さ1万1000kmのホットスポットの領域である。上の画像は肉眼で見た場合、下の画像は、雲の厚さと高度を明らかにするためにフォールスカラーで撮影したものである。中央に見える穴は空気が下降する領域で、ここでは局所的な嵐が起こっている。ブルーは薄い高層雲、赤は低層雲、白は厚い高層雲を示す。この画像は、1997年12月17日に探査機ガリレオが撮影したものである。
木星の細い環
木星には3本の薄いリングがある。1979年3月4日、ボイジャー1号が最接近の前日に撮影した画像から発見された。いずれも煙の粒子くらいの黒い塵の粒子でできている。メインリングは幅が約7000kmあり、この中をアドラステアとメティスの木星に最も近い2つの小衛星が回っている。2つの衛星は、木星のリングを形成する物質の供給源であると考えられている。
メインリングの内側には微かな「ハローリング」があり、木星の雲の上方に広がっている。メインリングの外側には、ゴッサマーと呼ばれる極端に薄いリングがある。
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