**********************************************************************        ☆☆☆☆☆ TPS/Jメール ☆☆☆☆☆ ********************************************************************** 今週のもくじ  ・PSコラム (入信あり次第配信します)    ・ヒューストンレポート   ・ホットトピックス    ********************************************************************** ********************************************************************** ☆☆ PSコラム ☆☆         (入信あり次第配信します) このコラムに関するご意見・ご感想は下記アドレスまでお寄せ下さい。 pscolumn@planetary.or.jp    ********************************************************************** ☆☆ ヒューストンレポート ☆☆ (381号)    エンデバー国際宇宙ステーションへドッキング    マーク・カリュウ    著作権2008年ヒューストン・クロニクル    シャトル・エンデバーは本日午後(11月17日)、国際宇宙ステ    ーションにドッキングし、居住区改装用資材でいっぱいの荷物を運    んできた。    ドッキングは中央標準時午後4:01シャトルが、インドと中国の国    境上空212マイルの点を巡航しているとき、完了した。これによ    り、次の約2週間、アメリカとロシアの宇宙飛行士10名が結合し    た。    「国際宇宙ステーションは大規模な改装の準備ができているよ。」    と宇宙ステーションのコマンダー、マイク・フィンケが、接近する    エンデバーの船長クリス・ファーガソンに無線で言う。「いまドア    ーをあけるからね。」    ファーガソンと6名のシャトル乗組員は2台目のキチン、バスルー    ム、2つの小型ベットルーム、尿を飲料水に変換する装置をもって    宇宙ステーションに到着した。    エンデバーは金曜日(11月14日)遅くフロリダから打ち上げら    れ、2日間、宇宙ステーションを追いかけた後、ドッキングした。    シャトルの高速データレートの通信アンテナに問題があるため、エ    ンデバーのレーダーが故障するかも知れないという、土曜日のミッ    ション・コントロールの心配は杞憂に終わった。レーダーは正常に    機能した。    しかし、シャトルの飛行士たちは、レーダーの機能低下に備えて、    エンデバーの星追跡装置、即ち宇宙ステーションの明るい光にロッ    クする望遠鏡をバックアップとして使用する準備をしていた。これ    はガイダンスとして使用できる。    ドッキングが完了すると、ただちにハッチを開ける作業に入った。    ハッチを開けるには、長い作業リストの手順を踏まねばならない。    この日が終わるまえに、宇宙飛行士は宇宙ステーションのロボット    ・アームを使って、大きさがバスくらいある貨物モジュールをエン    デバーの貨物室から吊り上げて、宇宙ステーションの係留ポートへ    移動する。    貨物コンテナーには新しい調理室、バスルーム、水のリサイクル装    置、それに新しい睡眠クォーターが積み込まれている。    エンデバーの改装工事がうまくゆけば、来年5月までには、宇宙ス    テーションのフルタイム居住者の定員を現在の3名から6名にする    ことができる宿泊設備と生命支援装置をもつことになる。    午後のドッキングに引き続き、エンデバーできた女性宇宙飛行士サ    ンディ・マグナスは宇宙ステーションに移り、来年2月までつづく    宇宙滞在を開始した。「今日はわたしの新しい家に引越しよ。」と    今朝、エンデバーの乗組員たちが目を覚ましたとき、マグナスは言    った。彼女はグレッグ・チャミトフと交代する。チャミトフは宇宙    ステーションに6ヶ月滞在の任務を終え、エンデバーで地球へ戻る。    ファーガソンがシャトルを宇宙ステーションから600フィート    (182m)以内のところで、ゆっくりと回転させた。この宙返りに    より、フィンケとチャミトフは宇宙ステーション内部から、望遠レ    ンズのついたカメラで、エンデバー下部の熱遮蔽を撮影することが    できた。映像はただちにミッション・コントロールへ伝送され、待    機している専門家が金曜日の打ち上げで損傷の兆候はないか精査す    る。    写真分析にはさらに数日を要するが、これまでのところ、シャトル    は無傷のようである。「目だったキズはなにもありません。」とフ    ィンケはミッション・コントロールへ言う。「きれいで、乾いてい    ます。ほんとうに良い状態です。」    当初、ミッション・マネジャはシャトル左側後部セクションから、    12から18インチ(30から46センチ)の細長い繊維の絶縁物が    無くなっているかもしれないと報告していた。    しかし、クローズアップ写真では、このあたりは完全に無傷である    ように見える。たとえ細長い絶縁物がなくなっていたとしても、シ    ャトルが地球へ向けて高速降下するとき、このエリアが高温にさら    されることはないと、宇宙局は言う。    宇宙ステーションの内部では、居住区の改装工事をすすめる一方、    エンデバーの3名の宇宙飛行士は、4回の船外活動で宇宙ステー    ションの外に伸びている太陽光パネルのギア・メカニズムを清掃    し、注油する。宇宙飛行士ハイジ・ステファニシン−パイパーと    スティーブ・ボウエンは最初の船外活動を火曜日(11月18日)    に行う予定である。    太陽光パネルは太陽光を電気に変換する。その電気で宇宙ステー    ションの生命支援システムと科学実験装置が駆動している。    1年前、宇宙ステーションのエンジニアは、宇宙ステーションが    地球を周回するにつれて、回転しながら太陽を追跡する太陽光パ    ネルが振動していることと、出力スパイクを発生していることを    検知した。    原因は宇宙ステーション右側の回転メカニズムの金属劣化である    ことが判明した。いまは回転を停止したため、発電は低下してい    る。船外活動は長期的な修理戦略の一環であり、ステーション・    マネジャは損傷している内部部品を交換する計画を作成しつつあ    る。 Endeavour docks with international space station By MARK CARREAU Copyright 2008 Houston Chronicle ********************************************************************** ☆☆ ホットトピックス ☆☆    ● NASA、マーズ・サイエンス・ラボラトリーの着陸候補地を      4ヵ所にしぼる      NASAは、来年秋に打ち上げる予定のマーズ・サイエンス・      ラボラトリー(大型の火星科学探査車)の着陸候補地を4ヵ      所に絞り込んだ。火星生命の証拠探しに主眼を置いた候補      地である。来年夏には、着陸地点が正式に決まる。    ● 火星の中緯度の地表下で氷河を発見      NASAは11月20日、火星の南半球の中緯度地域の浅い地表下      で、広大な氷河が発見されたと発表した。現在軌道周回中      のマーズ・リコネッサンス・オービターによるレーダー観      測で発見された。    ● 土星のオーロラ      探査機カッシニがとらえた、土星のオーロラの眺めである。 各記事の詳細は日本惑星協会ホームページでご覧になれます。 http://www.planetary.or.jp/ ********************************************************************** ********************************************************************** ■タイトル  :TPS/Jメール ■発行元   :NPO法人 日本惑星協会          http://www.planetary.or.jp/ ■発行日   :毎週水曜日 ■発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』          http://www.mag2.com/ ■マガジンID:0000022732 「TPS/Jメール」は、上記URLよりいつでも登録/解除可能 です。 ********************************************************************** **********************************************************************