**********************************************************************        ☆☆☆☆☆ TPS/Jメール ☆☆☆☆☆ ********************************************************************** 今週のもくじ  ・YMコラム  ・ヒューストンレポート    ・ホットトピックス(作成者の健康上の理由により当分お休みします)   ********************************************************************** ********************************************************************** ☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.473)    「かぐや」月面に「還る」    一昨年9月14日の打上げ以来、世界的に注目を浴びながら活躍を    続けた月周回衛星「かぐや」は、約10カ月間に及ぶ定常運用と    約7ヶ月半の後期運用を終えて、さる6月11日午前3時25分(日本    標準時)、月面の南緯65.5度、東経80.4度に制御落下しました。    「かぐや姫」の連想から「月に還った」と言いたいのですが、    先日島根大学に行ったら、そこの山本さんという女子学生が    「あの“かぐや”は地球で生まれたものだから“月へ還る”っ    ておかしいですよね」と言いました。その辺をちょっと気持ち    の妥協はできないものかなあとも思いました(笑)が、列車の    時刻が迫っていたので、あまり話ができなかったのが心残りで    した。    「かぐや」が落下したのは、月面で日影になっている部分なの    で、衝突した際に閃光を観測することのできた人が世界中には    かなりあるのではと思いますが、日本ではこの時刻にはすっか    り曇っており、無念でした。これまでに得られた情報では、オ    ーストラリアのAnglo-Australian ObservatoryのIRIS2(赤外    線カメラ&スペクトログラフ)が、衝突の瞬間の閃光を鮮やか    に捉えたものが報告されています(下のURLをクリックしてく    ださい):  http://www.spaceflightnow.com/news/n0906/10kaguya/impactfull.jpg    なお、落下したのはGill Lと呼ばれているクレーターの辺りで、    JAXAのホームページには、「かぐや」の地形カメラが撮像した    その付近の画像や「かぐや」のレーザー高度計によるデータと    ともに、落下地点が重ねて記してあります。また落下の瞬間の    管制室の人々の様子も見られますよ(下のURLをクリックして    ください):    http://www.jaxa.jp/press/2009/06/20090611_kaguya_j.html    中国の「嫦娥1号」は3月にミッションを終了して月面に落ち    ました。「かぐや」の2機の子衛星のうち「おきな」はすでに    落下しました。「おうな」の方はまだ回っていますが、観測自    体のスケジュールは終了しており、今後データ較正用の観測を    しばらく続けた後に落下することになるでしょう。インドの    「チャンドラヤーン1号」はまだ観測を続行しています。そ    してもうじきアメリカのLRO(ルナー・リコネイサンス・オー    ビター)が打ち上げられます。 このコラムに関するご意見・ご感想は下記アドレスまでお寄せ下さい。 matogawa@planetary.or.jp ********************************************************************** ☆☆ ヒューストンレポート ☆☆ (402号)    ロシアと米国の宇宙飛行士、合同で船外活動。    国際宇宙ステーションに新しいドック追加のための準備進める。    著作権2009 ヒューストン・クロニクル    2009年6月5日    国際宇宙ステーションのコマンダー、ジェナリ・パダルカとフ    ライト・エンジニア、マイク・バラットは本日、ヒューストン    時間午前2:52、凍る寒さの真空の宙に出たと米国航空宇宙局    (NASA)は述べた。パダルカにとっては7回目、バラットにと    っては初めての船外活動である。    この活動は午前8:00、二人が安全にステーションに帰って終    了した。    NASAによれば、ロシアの地上チームが、ロシア宇宙服の二酸化    炭素がやや高めのレベルであると分析したため、この船外活動    の開始が遅れた。船外活動した二人の気分は良好である。    5時間半に及ぶ船外活動で宇宙飛行士は、ミニ・リサーチ・モ    ジュールと呼ぶ新しいユニットをステーションに取り付けるた    めに必要なアンテナを含む、その他の機器を設置した。ミニ・    リサーチ・モジュールは11月に無人のソユーズに搭載されてス    テーションに搬送される。    国際宇宙ステーションの次の船外活動はこの水曜日(6月10日)    に予定されている。 Russian and U.S. astronauts conducted a spacewalk today to prepare the International Space Station for the addition of a new dock for visiting craft. Copyright 2009 Houston Chronicle ********************************************************************** ☆☆ ホットトピックス ☆☆        (当分お休みします)       各記事の詳細は日本惑星協会ホームページでご覧になれます。 http://www.planetary.or.jp/ ********************************************************************** ********************************************************************** ■タイトル  :TPS/Jメール ■発行元   :NPO法人 日本惑星協会          http://www.planetary.or.jp/ ■発行日   :毎週水曜日 ■発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』          http://www.mag2.com/ ■マガジンID:0000022732 「TPS/Jメール」は、上記URLよりいつでも登録/解除可能 です。 ********************************************************************** **********************************************************************