**********************************************************************        ☆☆☆☆☆ TPS/Jメール ☆☆☆☆☆ ********************************************************************** もくじ  ・YMコラム  ・ヒューストンレポート    ・ホットトピックス(作成者の健康上の理由により当分お休みします)   ********************************************************************** ********************************************************************** ☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.483)    網走から那覇まで    この10日ばかりに動き回ったところのうち、首都圏以外の場所    を順に書きぬいてみると、名古屋→那覇→鹿児島→網走→一宮    となる。一生懸命動いているのはもちろん自分ではなく飛行機    や新幹線などだが、さすがにこの歳になると移動の疲れは結構    あって、持病の糖尿病の「助け」も加わっているのか、両脚が    パンパンに張ってきた。おまけに無呼吸を抱える身としては、    その点検も開始している。とにかく「10 kg減量大作戦」を猛    然開始することにした。    しかし宇宙教育の「蔓延」をめざすこの5年間の(体重を維持し    ながらの)奔走は決して無駄ではなかったに相違なく、現在    「宇宙教育」というキーワード検索をGoogleで実行すると、実    に1780万件もの項目が並び立っている。これらの中で、JAXAを    軸とする宇宙教育の流れのものがどれぐらいあるか調べようと    思っても、とてもその調査が不可能なほどの量となっている。    とにかく分かったことは、最初の2ページは、少なくとも「知    り合い」ないし「同志」の活動についてのものである。    そして、やっと宇宙教育というものの持つ意味が分かりかけて    きたという段階である。現在理論化を図りつつある事柄を思い    つくままに気楽にパワーポイント型に挙げてみよう。行間は読    みとっていただければ幸いである。    【宇宙教育とは何か?】    ○広報・普及とどう違うのか?     組織宣伝 ⇔ 知識普及 ⇔ 「啓蒙」 ⇔ 社会貢献    ○宇宙教育は宇宙の後継者養成か?     「宇宙について教育」ではなく、「宇宙を通して教育」          ○宇宙教育は理科教育なのか?     科学教育としての宇宙 (家庭・地域・学校)     導入教材としての宇宙──他教科への展開     宇宙教育は「いのち」の教育 宇宙教育を通して国づくり (世界への日本の貢献) ――宇宙教育は子どもの多彩さと宇宙の多面性・多層性の響き合い――    【宇宙教育の課題】    ○常に子どもから出発する(≠普通の講師は自分から出発する) 新しい家族・地域・学校の意味づけ    ○イベントから日常性・継続性へ イベントとイベントの谷間への目線    ○絆(きずな)を強める 社会教育のパワーを組織する    一つ一つ説明すると長くなるが、それも近いうちに果たしたい    と思っている。    さて、イチローが9年連続の200安打という前人未踏の大記録を    達成した。「野球なんてたかがエンタテインメント」という人    もいようが、エンタメであろうと趣味であろうと、やはり「凄    いものは凄い」。メフィストーフェレスは言った――あいつは    天上の星をとろうとしているかと思えば、地上の一番深い楽し    みをきわめようとする。そして近いものも遠いものも、あいつ    のわきかえる胸を満足させない。(ゲーテ『ファウスト』)    大リーグ年間最多記録の262安打、日米通算3000本安打、WBCで    の殊勲打、大リーグでの2000本安打、そして今回の新記録と、    イチローの大記録達成の際のインタビューを見るたびに感心す    るのは、もちろん達成感がありながら、いつもヘトヘトではな    いことである。日本のプロ野球で不滅の大記録と言われるいく    つかのものと比べると、それが一層印象的となる。張本勲の    3000本安打、金田正一の400勝、……。    もっとも王貞治が引退した時は、まだまだ年間30本のホームラ    ンを打つ力が残っていたように思う。「王貞治としてのバッテ    ィングができなくなったから引退する」――王貞治の引退時の    「美学」には共感したものである。現在35歳のイチロー。何と    なく王貞治的な引退をしそうな予感がする。この人は自分の美    学をとても大切にしているようだから。とにもかくにも、貪欲    なイチローの精神に乾杯! このコラムに関するご意見・ご感想は下記アドレスまでお寄せ下さい。 matogawa@planetary.or.jp ********************************************************************** ☆☆ ヒューストンレポート ☆☆ (410号) 宇宙生活の実情 エリック・バーガー    著作権ヒューストン・クロニクル    2009年9月5日    食事は素晴らしく良い。宇宙には独特のにおいがある。宇宙は    本当に広大だ。    宇宙に到達してちょうど1週間後、ディスカバリーと国際宇宙    ステーションの乗組員------全部で13名------は金曜日(9    月4日)夕、少しの間、地球を周回する彼らの生活経験につい    て歓談した。    「ここに滞在しなくなる(地球へ帰る)ことはほんとうに残念    なことです。」と言うのはティム・コプラ。彼は宇宙ステーシ    ョンに2か月滞在して、来週ディスカバリーで地球へ帰ること    になっている。「ここでの経験はわたしのあらゆる想像を超え    るものでした。」    コプラは地球に帰ったら、ビールを飲みたいと正直に告白した。    しかし、そのことは宇宙ステーションでの食生活がお粗末であ    ることを意味しない。    「食事はすばらしい。」とディスカバリーの乗組員で、コプラ    と交替するニコール・ストット。宇宙ステーションの乗組員は    国際的であるため、幅広く、いろいろな食物がある。アメリカ    やロシア料理から、日本、カナダ、ヨーロッパの料理まで選択    できる。    この金曜日は科学機器などを宇宙ステーションに運ぶディスカ    バリーのミッションの8日目である。    ディスカバリーの乗組員は初めて作業を止めて、半日だけ宇宙    経験を楽しんだ。    「こちらから見る地球の景色はすばらしく、それを見る気持ち    はとても言葉では言い尽くせない。」と、今回初めて宇宙へ来    たジョーズ・ヘルナンデスは言う。    「暗闇から昼の光に向かって、日の出が近づいてくるとき、大    気がいかに希薄であるか、またそれがいかにデリケートである    かが解る。宇宙空間を破壊しないよう、注意を払わなければ、    という気持ちになる。」元出稼ぎ労働者であったヘルナンデス    は、子供たちが夢を追いかけるようにさせたいとも言う。「わ    たしは執拗に夢を追いかけた。また勉強もした。」    870ポンドの小型ロケット・エンジンの推力を楽しんだディスカ    バリーのパイロット、ケビン・フォードは、宇宙の匂いに驚い    ている。    宇宙飛行士が船外活動から帰ってくると、はっきりとした匂い    が付いてくる。この匂いを忘れないだろうとフォードは言う。    宇宙飛行士はこの匂いについて、これまでにステーキの焦げる    匂いとか、金属が燃焼する匂いとか、説明している。    1998年に宇宙ステーションへ行った最初のシャトル・ミッショ    ンでパイロットを務めたディスカバリーのコマンダー、リック    ・スタッコウは、施設が拡大したことに驚いている。現在の宇    宙ステーションは、大きな太陽光パネルのため、フットボール    の競技場くらいの大きさがある。     「ここで成し遂げられたすべての仕事を見るのはほんとうに素    晴らしいことだ。」と彼は言う。 Astronauts give the lowdown on life in space By Eric Berger Copyright Houston Chronicle Sept.5, 2009 ********************************************************************** ☆☆ ホットトピックス ☆☆         (当分お休みします)       各記事の詳細は日本惑星協会ホームページでご覧になれます。 http://www.planetary.or.jp/ ********************************************************************** ********************************************************************** ■タイトル  :TPS/Jメール ■発行元   :NPO法人 日本惑星協会          http://www.planetary.or.jp/ ■発行日   :毎週水曜日 ■発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』          http://www.mag2.com/ ■マガジンID:0000022732 「TPS/Jメール」は、上記URLよりいつでも登録/解除可能 です。 ********************************************************************** **********************************************************************