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RFIについて

私たちを呼び出さないでください。あとで連絡しますから。

(英語原文は http://setiathome.ssl.berkeley.edu/rfi/index.html にあります。)

RFI とは、 Radio Frequency Interference の略で、 ここでは電波干渉や受信障害のことを指しています。

 SETI@homeは現在ある多くのインターネット上のプロジェクトの中でも、 まちがいなく最も興味深いものでしょう。スクリーンセーバという簡単なプログ ラムを使用することで、最も壮大な探索=「宇宙の何処かに存在する 知的生命体の探索」に参加できるのですから。 SETI@homeスクリーンセーバは世界で最も感度の良い電波望遠鏡から データを受け取り、そして非常に精密な信号の分析を行ないます。 電波望遠鏡による探査とデータ分析の手法、このどちらもあまりにも精密なの で地球外生命体からの信号以外のものも検知してしまうことがあります。多く の参加者がこの様な信号を発見して、ドラマチックな発見をした興奮に耐え切 れずに、我々に手紙をかいたり電話をかけてきます。 しかし残念ながら、地球外生命体からの信号を検出するよりも地球起因の信号 を検出するほうがずっと起こりやすいのです。これらの干渉信号のいくつかの 例をちょっと見てみましょう.


Narrowband Interference: 狭い周波帯での干渉

 アレシボにある電波望遠鏡の向きは1方向に固定されていることを覚えてお いてください。この受信アンテナはわずかの時間なら観測対象を追いかけるこ とも可能ですが、SETI@homeでは行ないません。  SETI@homeは、誰も電波望遠鏡を使っていない時や他の天文学者が仕事に使っ ている時にも望遠鏡を使うという便乗システムです。SETI@homeとしてはアン テナで空を追跡しないほうが好ましい(というか、そうでないと困る)のです。 そしてSETI@homeでは,12秒間の間に弱く始まり,強くなった後に再び弱くな るような信号を特別に探しています。 なぜ12秒なのでしょうか。それは、観測対象が望遠鏡のビーム幅(受信可能な 角度)を通り抜ける時間なのです。もし信号の強度が一定であれば、それは地 球起因の電波だと知ることが出来ます。 このような電波がスクリーンセーバでどのように見えるかを知るには、(右の) サムネイル(縮小図)のどちらかをクリックしてみてください。 これは狭い周波帯を持つ信号で、信号がもつ周波数は非常に狭い範囲に制限さ れています.見てのとおり、信号によって出来た壁のようなものはグラフの中 ではわずか1ピクセルの幅しかないことが目でも確認することができるからで す。 信号が107秒間ずっと続いていることに注意してください−これは、電波が遠 くの星ではなく地球を起源を持つことの証拠です。従って我々は,このような 信号には興味を持ちません.

narrowband thumbnail
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Broadband Interference: 広い周波帯での干渉

 あなたがグラフで確認できるのは,狭い周波帯域のRFIだけではありません. SETI@homeの分析では広い周波帯域を持つ信号(広い範囲の周波数をカバーす る信号)も検知されますが、その信号も地球に起因することがあります。 我々は,そのような種類の信号が地球外生命体の送る信号だとは考えていま せん。広い周波数範囲をカバーする為に必要となるエネルギーを考えると、エ ネルギーの無駄な浪費であり、不経済だと考えられるからです。周波数の範囲 が広くなるほど、ノイズから突き出て注意を引く為のエネルギーは減ってしま いますから。 時々、地球起因の電波が干渉した結果、ちょうどこのような種類の信号が生 じます。この例を見るには,サムネイル(縮小図)をクリックしてください. この時には,強力な電波信号が完全にアンテナと検出器を覆ってしまい ました。どちらの例も我々が探しているものではありません.

broadbandthumbnail
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Testing And Verification: テストと検証

 もし知的生命体の信号が潜んでいたとしても、グラフを見てもほとんどがノ イズに埋もれていて、おそらく肉眼では見えないでしょう。これはよくありそ うなことです。しかしながら、あなたの計算機が行っている詳細な分析によっ て、これは明らかになるでしょう。 あなたの何10億の計算によって、我々の夢だったメッセージは明らかに されるはずです。 もしあなたが重要な信号を見つけたという証拠を画面の上で見ることが あったなら、信号の検証が済むまでマスコミと接触してはいけません 。誤報が流れれば、SETI@homeとその他のSETI計画の信憑性に深刻な ダメージを与えることになるでしょう。 我慢してください。もしそれが本物の信号であれば、我々はあなたにそのこと を通知し、そしてあなたを探査に貢献した一員として登録することを約束しま す。

 サムネイル(縮小図)をクリックしてみてください。もしあなたがこの様なも のを見ることが出来たなら、そのときあなたはちょっと興奮するかもしれませ ん(そして脅えるか、それとも失望するかも。ひょっとして両方かもしれませ んね)。 しかしながら、それでも興奮してはいけません。あなたの発見に対していくつ かの厳密なテストや検証を行い、それが本当に地球外生命体からのものである かを証明するしなければなりません。 もし信号を検知したらどうすべきかを想定した「地球外知性の発見に続く行動に関する原則についての宣言(訳注参照)」をチェックしましょう。もしあなたの信号がすべてのテストと再テストに合格した時には、私達すべてが興奮させられることでしょう!

Intelligent? you decide...

訳注

この宣言は、金子隆一著「ファースト・コンタクト」(文春新書)で「地球外知性の発見に続く行動に関する原則の宣言」として訳されています。
また,NHKサイエンススペシャル銀河宇宙オデッセイでも紹介されました.

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